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セカンドライフに直結する年金改正

2025年09月07日

2025年6月20日、年金制度改正法が公布されました。改正内容は多岐にわたりますが、暮らしに身近なテーマに絞り、週刊金曜日「くらしの泉」(2025年9月5日号)のコーナーに記事を執筆しました。取り上げたテーマは次の3つです。

 

  • 短時間労働者の社会保険の加入対象者が段階的に広がること(公布から3年以内の政令で定める日から)
  • 在職老齢年金の基準が2026年4月以降、月50万円から62万円に引き上げられること(2024年度価格、毎年度賃金変動により改定)
  • 遺族年金が男女共通の制度になること(男性は2028年4月実施、女性は2028年4月から20年かけて段階的に実施)

 

改正の基本的な考え方は、現在の受給者と将来の受給者双方にとって、老後の生活の安定、所得保障の機能を強化することです。人生の3分の1を高齢期が占めると言っても過言ではない時代において、公的年金は1人1人のくらしを支える大事なインフラです。正しく理解して生活設計に役立ててほしいと願います。